アセットクラス別のポートフォリオ
世界最大のヘッジファンドBRIGEWATEを創業したRayDalioが個人投資家向けに推奨しているPortfolioがあります。
下落相場に強いのが特徴です。
下記のようなポートフォリオです。
米国株(U.S. Stocks) 30%
米国長期国債(Long-Term U.S. Bonds) 40%
米国中期国債(Intermediate U.S.Bonds) 15%
金(Gold) 7.5%
コモディティー(Commodities) 7.5%
Interactive Brokers証券(米国)での素直なポートフォリオ
私はInteractive Brokers証券に口座をもっています。低コストのETFにてポートフォリオを組むと下記のようになります。
米国株 30% VTI
米国長期国債 40% VGLT(Vanguard社) TLTより経費率は低い
米国中期国債 15% RayDalio推奨の7-10年はIEF。 VGIT(Vanguard社)は3-10年。
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PDBCには金(ゴールド)も10%強含まれているので、その分を補正すると上記のようになります。
Interactive Brokers証券(米国)でのコモディティーを省いたポートフォリオ
後日記事にしますが、コモディティーを省いてバックテストしても結果はほぼ同様でした。
コモディティー単体での運用成績は歴史上あまりよくありませんし、私はコモディティーを省いて運用したいです。
コモディティーを抜いて、残りの割合はRay Dalioの推奨通りです。
米国株32.5% VTI
米国長期国債43.5% VGLT(Vanguard社) TLTより経費率は低い
米国中期国債16.5% RayDalio推奨の7-10年はIEF。 VGIT(Vanguard社)は3-10年。
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SBI証券でポートフォリオを組むとき
日本のSBI証券ではPDBCの取り扱いがありません。そのためDBC(インベスコ DB コモディティ ファンド)となります。DBCはPDBCより経費率が高くなってしまいます。
米国株30% VTI
米国長期国債40% VGLT(Vanguard社) TLTより経費率は低い
米国中期国債15% RayDalio推奨の7-10年はIEF。 VGIT(Vanguard社)は3-10年。
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バックテストをするときのETFポートフォリオ
上記のETFは経費率が低いものを選択しています。
ただ歴史が浅いETFもあり長期間のバックテストができません。
バックテスト用に歴史の長いETFでポートフォリオを組むと下記のようになります。
米国株30% VTI 2001/07~
米国長期国債40% TLT 2002/08~
米国中期国債15% IEF 2002/08~
金6.6% GLD 2004/12~
コモディティー8.4% DBC 2006/03~
バックテストをするときにアセットアロケーション
PortfolioVisualizerではETFではなく、アセットでのバックテストもできます。
Commoditiesをいれると2007年以降のバックテストしかできませんね。
US Stock Market 1972/01~
Long Term Treasury 1978/01~
Short Term Treasury 1977/01~
Gold 1972/01~
Commodities 2007/01~
外部リンク
RayDalio 公式 日本語wiki
BRIDGEWATER https://www.bridgewater.com/
BRIDGEWATER社が上記の写真のように小さい建物であることに違和感を覚えてGoogle<apで調べてみたら実際にはずっと大きいようです。